次世代モダリティセミナー
次世代モダリティの啓蒙活動のためのセミナー(年4回)を開催
次世代モダリティ研究会
研究所の会員を対象に情報交換会(研究会)を月1回開催
会員
5社、1団体が会員
研究所概要
次世代モダリティを用いた革新的医薬品の研究・開発促進を目的
ご挨拶
医薬品の形は大きく変化してきています。以前は低分子化合物が医薬品の形として主流でしたが、近年は身体の構成成分である蛋白質もしくは核酸が新しい薬の形として受け入れられています。
最近では新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチンがワクチンの概念を大きく変えました。また特に異物に対する生体防御として働く抗体が医薬品の形を大きく変革させ、抗体医薬品として医薬品の主要な形として市場をリードしています。特に抗がん薬、抗自己免疫疾患薬にこの傾向があります。
しかしながら、現在の新しい医薬品の形(モダリティ)である抗体医薬品やその後に出てきた核酸医薬品の基本概念は日本で発明されたものではありません。そのために現在医薬品の貿易収支は大きな赤字になっています。
今後、病気で苦しむ患者さんを救うために世界をリードできる医薬品のさらなる新しい形が求められています。これにはICTとライフサイエンスを融合させたデジタルアプリも含まれています。本研究所では、患者さんを救うために医療を変える次世代のモダリティについて皆様と考え、ディスカッションしていきたいと思っております。
次世代モダリティ研究所 所長 坂田 恒昭